クラフトビールの個性を知ろう・Tap②

前回のりくやブログで「ビールの美味しさの広がりは無限、ビールはもっと多様で個性豊かなお酒なのです」とお話ししたので今回は個性の出し方をお教えします!

目次

・これで個性が決まる⁈

まずビール作りにとても重要な過程をご紹介します。それは2種類の発酵方法なのです!では解説します。

【エール】

古くからのビールの造り方。発酵中に酵母が上面に浮かんで層をつくる「上面発酵酵母」により醸造されたビールのこと。モルトの甘味とフルーティな風味が特徴。常温~やや高温で発酵し、発酵期間は3~4日。(その後の熟成期間は約2週間) またエールは、アルコール度数の強いビールをつくることも可能です。

【ラガー】

中世以降始まった造り方。
発酵すると酵母が沈む醸造方法のことを「下面発酵」と呼び、下面発酵でつくったビールのことを「ラガー」と呼びます。中世のバイエルンで、冷たい貯蔵庫でもビールが発酵し続けていることを発見したことがきっかけで誕生。5度前後の低温で発酵し、発酵期間は7~10日。(熟成期間は約1ヶ月) エールよりも口当たりが軽く、のどごしがいいのが特徴的です。


(左側がエールタイプ・インドの青鬼、右側がラガータイプ・名古屋赤味噌ラガー)

・それが最初の分かれ道!!

熱が入り、難しく長く書いてしまいましたが、上面発酵で造られるビールを「エール」、下面発酵で造られるビールを「ラガー」と簡単にまとめるとこうゆう事です!
クラフトビールではよく聞くこれらの言葉はそういう意味だったんですね。 この2種類の発酵方法を知っているだけで、今までの何倍もビールを楽しむ事が出来ますよ!
「エール」と「ラガー」はこれからたくさん出てくるのでしっかり覚えておいて下さいね!

今回紹介したクラフトビールが飲めるお店はこちらをチェックして下さいね!!

鉄板料理 串揚げ 居酒屋 襄 じょう 名駅店

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